現在は東北地方に住んでいる30代のOLですアパレルの仕事をしながら楽しく生活をしています。現在は地に足がついた生活をしていますが、独身時代には、かなりふらふらしていたのでアルバイトも含めていろいろな仕事を経験してきました。
その経験が現在の生活にも生かされていると思っています。ナイトワークの種類はコンパニオンですが、なんとある大手会社の敷地内にある社員食堂での接客を経験しました。
もともと学生の時から、友人にすすめられてコンパニオンの仕事はしていました。時給がいいので。
コンパニオンというと温泉街や旅館などでいろいろな接客を行う仕事です。
しかし、地方の小さな会社だったので、観光客に対してだけではなく、地元の密着型という接客も行っていたのです。そこで今回の依頼を受けて仕事をしてきたのです。
コンパニオンの仕事内容と面接・時給について
コンパニオンの面接では、お酒は飲むことができるか、運転をすることができるか、コミュニケーション能力はどうかということを聞かれましたね。
仕事をちょうと変わったタイミングだったのですが、30代でこの仕事をやる理由を知りたかったんだと思います。
私は、もともと昼間のレストランなどのアルバイトもしたことがあったので、接客やコミュニケーションということは得意ということをアピールしました。またお酒はそれほど強くないということも事前に伝えました。
コンパニオン会社での時給は2500円でした。それは温泉街の旅館での接客でも、地元レストランでの仲居さん的な仕事でも時給は変わりませんでした。
私が今回依頼されたお仕事は、コンパニオンをする女性の中でも比較的落ち着いた人がいいということで依頼を受けました。そして何名か選出されて、そのコンパニオン会社の社長と面談をしました。そこで一応スーツチェックがありました。
依頼では、洋服の指定や髪形の指定があったので、注意事項を説明され、選ばれたものだけが当日社長の送迎で現場に向かいました。
そこでの時給は同じく2500円。
そしてその仕事内容ですが、コンパニオンというよりも本当に配膳をするウェイター的な仕事が多かったです。食事はコース料理だったため、一つずつ配膳し、それが終われば下膳をするという形です。お酒の提供もありましたが、少し始めは皆さん緊張している場だったのでしょうか。それほどお酒は出ていきませんでしたね。
未経験でコンパニオンをやって感じたこと
大手会社での食事会は、やはり年功序列感が強い印象でした。詳細はしらないので、どんな人が参加されているのかはわかりませんでしたが、コンパニオン会社に依頼という形で派遣をされたのですが、他のコンパニオンの仕事のイメージとは大きく異なりました。
今でこそ、アルバイトや派遣といった形でいろいろな人材を探すことができますが、私が独身時代で少し前の出来事なので、しかも地方だったので、それほど人材を獲得する方法がなかったのかもしれません。そのため、ウェイターを確保する目的でコンパニオン会社に依頼があったのだと思います。
これまでの印象とは全く異なったコンパニオンの仕事、またこんなかたい食事会もあるのかとびっくりしたほどです。
コンパニオンの仕事できつい点は?
基本的にコンパニオンの仕事できついことは、その姿勢ですね。
立食パーティーなどでは立ち仕事が基本的に多くなるので、足が本当に疲れます。
特に姿勢を崩すわけにはいかないので、常に足には緊張感を持っていますし、筋肉痛になるほどです。反対にお座敷である場合は、正座をすることがきついですね。
スーツを着て行くことが多かったですが、パンツスタイルにしてもスカートスタイルにしても、足がきれいに見えるように正座は崩しません。ただお酒の注文が入るとすぐに立ち上がって対応する必要があるので、足のしびれに対する対処がとても難しかったと思います。
あとはお酒ですね。無理に飲まされるということはあまりありませんでしたが、弱い人にはきついと思います。
コンパニオンに向いている人は?
色々仕事がある中で、コンパニオンという仕事はとても面白いと思います。
その一つの魅力が、普段見ることのない人たち、出会うことのない人たちと会うことができるという点です。もちろん接客のお仕事なので、深入りすることは避けますが、お酒の入った席での人間模様はとても興味深いです。
また今回コンパニオンの仕事の一環で携わった大手の会社関係の仕事では、なかなかみる事の出来ない世界だったので、面白かったなと思います。これを本業として続けていくには難しいけれど、これからの人生経験の一つとして経験するにはとても良いものだと思います。
またこれからコンパニオンの仕事をする人は、自分の信念をもって、仕事を選びながらしていく気持ちが大切ですね。