始めまして32才、女性です。北海道に在住しております。仕事はフリーランスでヨガ講師とセラピストをしております。私がやった夜の珍しいバイトはハワイでのホステス経験です。
ワイキキにある高級クラブです。
仕事を知ったきっかけは知人の紹介でした。当時失恋をし、気分を上げる為にハワイで過ごしたかったので1か月の往復航空券を購入しました。
知人宅に泊まらせて頂ける事になったのですが、海外旅行帰りだった為にお小遣いが500ドルしか無く、一か月やり過ごす為には働かなければならなかったので、現地のフリーペーパーで探していたところ、知人が紹介してくれました。
ハワイのキャバクラバイトの仕事内容と時給について
海外のキャバクラの面接は以下のようなものでした。
- 月にいくら稼げたいのか?
- 週に何回出勤出来るのか?
- 一日何時間働けるのか?
- 経験はあるのか?
- 呼べるお客様はいるのか?何人位呼べるお客様が居るのか?
- 日本ではどこで働いていたのか?
- 通勤方法・帰宅方法
- いつまで働きたいのか?
- お酒はどらくらい飲めるのか?
これらを聞かれました。お店のOPEN初日からの出勤だったので、お店で店内用のドレスを用意していないとの事で、自分に合ったドレスを買って来るように言われました。
ハワイのキャバクラは完全に歩合制だった
ハワイのキャバクラは基本的に完全歩合制でした。ドリンクを一杯いただくと10ドルバックでした。ボトルが入った場合はお店と女の子で折半でした。
一人のお客様に女の子が二人で接客した場合、ボトルが入ると3分の1ずつの折半でした。
ボトルが入るまで或いはボトルを入れないお客様の場合、一杯ドリンクで自分のお給料を稼ぐので、瞬足で稼げるテキーラショットを飲んで、一瞬で10ドルを稼ぐ方法を取る子がほとんどでした。
ボトルの場合も、600ドル位ののシャンパンか600ドル位ののテキーラのボトルが人気だった記憶があります。
場所柄、上げていきたい雰囲気があったので、毎日テキーラを飲んでいた気がします。
基本的には歩合制なのですが、週5回、オープンからラストまで勤務出来る子は最低時給が保証されていました。
時給13ドルだった覚えがあります。
基本的にママかチーママの指示で席に付いたり離れたりで、場内指名料とか延長料金などはなく、自分が入れたドリンク代で稼ぐ感じでした。
海外キャバクラのバイトでイメージと違ったこと
とても興味深い経験でした。ドレスは日本のクラブみたいな感じよりも、もっとカジュアルで、踊る方のクラブに遊びに行く感じでした。
たまに不法労働者が居ないか、警察のチェックがあるらしく、お店側も対応が面倒なので、念のため最初から、女の子達は働きに来ているというよりは、ハワイに遊びに来て飲みに来ている雰囲気の服装で居る空気感があり、膝に鞄を載せて、少しカジュアルなドレスで居りました。
一応高級クラブと聞いていたので、ゴージャスなイメージだったのですが、以外とカジュアルだった事がイメージと違いました。
あとは、バブル時期のハワイのクラブ事情を耳にしていたのですが、私が居た当時はもう落ち着いていて、いかにも富豪!みたいに、いきなり島に行ったり、皆で高級ホテルに泊まって酒池肉林みたいな事ななかったので、イメージと違ってほっとしました。
海外キャバクラバイトできつかったこと
歩合制なので、飲まなければお給料につながらないですし、お客様がほとんど来ない日もあるので、席に付いた時には結構無理をして飲む為、だいたい二日酔いできつかったです。
さらにだいたいテキーラを飲んでいるので良いが早く、一度お手洗いでリバースしてリセットして気を取り直す事もざらでした。
飲み過ぎで逆に眠れず、朝になり、眠れないなら疲れてから眠ろうと思い、ふらふらとサーフボードを抱えビーチへ出向き、何となくサーフィンをしてクタクタになって、またサーフボードを抱えて家に帰るも、ワイキキのギラギラとした太陽と人々のキラキラなバイブスを感じてさらに眠れず、そのまま出勤する事の多々ありました。とてもきつかったです。
海外のキャバクラで働いてみたい人へ
お金と欲が開放的な場所で合わさると、むしろ純粋になる、という事を学びました。
まず第一に、お客様は私の事をローカルのロコガールだと思ってく下さっていたので、後腐れがなさそうだという事で緊張をしていないお客さんが多かったです。
ハワイという解放的な場所にいらっしゃるからか罪悪感や後ろめたさといった後ろ向きな気持ちがなく、すごくストレートに爽やかに下心をそのままに夜の関係をアプローチ頂く経験が、興味深かったです。
まるで現代のパパ活です。
お金の世界という分かりやすい世界だからこそなのか、さらに開放的な場所とバイブスで欲を表現するその姿が、むしろ子供の様に純粋だと学びました。
やりたい方は、体を大事に、その瞬間が実はとても不思議な経験だって事を実感されると、楽しめると思います。